参加したいと思ってくれたあなたへ、まず読んでほしいこと

参加するための「心構え」を再確認!


春休みツアーに参加するための心構え

 

はじめまして、私は2015年にPioneer Kids Japan(PKJ)というグループを立ち上げました、田中かなこです。
大して偉くもない、ただの大阪のおばちゃんなので、PKJのみんなは、「かなこさん」と呼んでくれています。

今は、ずっと大親友の三浦(ナノイ)聖子さんの主宰する、NPO法人Go Shareのお手伝いをさせていただいています。

部活やアルバイト、資格試験などで忙しい中この春休みのプログラムに興味を持ってくれてありがとうございます。

 

 

 

▼参加者の皆さんへ

このプログラムで得られる経験は、きっと皆さんに大きな影響を、そして成長する機会を与えてくれると思います。

これまでに考えていたこと、思っていたことがひっくり返されるかもしれません。 

 

でも、ただ海外に行きさえすれば何かが変わる、と受け身で考えていては、結局は何も変わらない。

 

現地の子ども達やバディーズは、皆さんのことを、「日本人の代表」と思って歓迎してくれます。 
いっぱい相手の名前を聞いて、そしていっぱい自分の名前を呼んでもらえる場面ができるといいですね。 

日本も海外も一緒、自分がニコニコしていると、気づけばたくさんの仲間に囲まれていますよ。
胸を張って、それぞれが自分で作りたい交流のカタチを持ち寄りましょう。

 

 

▼他のメンバーとの関係も、とっても大切です。

 

他のメンバーとは、プログラムの間、家族のように、というより、家族以上にたくさんの時間を一緒に過ごします。
そして、どれだけ準備万端でも、予想外の天候や、現地の交通事情や、メンバーが体調崩したり・・・と、海外では何かとハプニングがあるものです。

ハプニングも当たり前、これも経験!と思って、年上の先輩には進んで協力し、年下の子は、しっかり守ってあげてください。
そして、経験豊富な現地スタッフやバディーズのみんなが、皆さんをしっかり守るため、ベストな判断と行動に努めますこともお約束します。

 

また、メンバーの中にも、すぐに仲良くなれる相手もいるでしょうし、目に見えないものを含め、様々な障害を持っていたり、他人とうまくコミュニケーションが取れない子や、自分の苦手なタイプの子も参加しているかもしれません。

でも、このツアーに参加しよう、と思って、勇気を出して来てくれたことはみんな一緒です。

現地の人々とだけでなく、参加者みんなが気持ちよく、最後に抱き合って、握手して「また会おうね」って、別れられることがプログラムの目標のひとつでもあります。

そのために、みんなが譲り合い、助け合っていきましょう。

 

▼特に未成年の皆さん、困ったときには大人にすぐに相談できる姿勢を持ってください。

これは、海外では本当に大切です。 
私たちを信頼して、たとえば、お腹を壊した、吐いてしまった、物を壊してしまった、失くしてしまった、など、恥ずかしいと思われることも、すぐに報告して下さい。


もしそれができないと、海外では、症状を周囲に感染させてしまったり、日本では考えられないような重大な事態や病気になったりします。

他にも、自分の気持ちがいっぱいいっぱいになったり、助けて~、と思ったら、日本では自分の心の中に閉じ込めてしまうようなことも、ツアー中は、とにかく大人に相談することを約束してください。


私たちは、ツアー中、特に未成年の皆さんは、全員を我が子と思ってお預かりします。 
皆さんの気持ちも含め、安全第一、体調第一で、ツアーを進行していきます。

そこを理解し、私たちを信じて、なんでも相談してくださいね。

または、もし他の仲間が、困っているのに自分で相談する余裕がなさそうだな、と気づいたりしたときも、声を掛けてくださいね。

 

 

▼さらに未成年の皆さん、「渡航する勇気より、送り出す勇気の方が何倍も大きい」ことを理解してください。

これは毎回、このようなツアーのたびに、未成年のメンバーさんんたちにお伝えしてきました。
「やってみたい」と言って、プログラムに参加する本人も勇気が必要かもしれませんが、それよりも必要なのは、送り出すご家族の勇気です。

子どもが「行きたい」と言っても、親御さんが「フィリピン?危ないからダメ!」と、断られたケースはこれまでに少なくありません。

今はピンと来ないかもしれないけれど、引率や受け入れの私たちを信じて、大切な子供さんを海外に送り出してくださる、親御さんやご家族のご決断は、本当に重く、大きいものです。

 

旅の準備や参加費用の工面もそうですが、何よりもありがたいのは、送り出してくれることを決めてくださったご家族の勇気と信頼。 
大切なお子さんを自分たちの手の届かない海外に送り出すことは、当たり前ではないし、気軽な決意ではできません。
未成年の皆さん、それに感謝する気持ちを持ってくださいね。

 

 

 

 

▼最後に・・・全てにおいて、真剣です、まじめです、全力です!

最後に、とても大切なこと。 私たちはこれをお金儲け目的では決してやっていませんが、中途半端な気持ちでもやっていません。

この経験を皆さんにしてもらうことは、私も含め、主催者である大人たちの、夢なんです。 

夢を叶え続けるために、一生懸命やります。

だから、皆さんにも、めいっぱい学んで欲しいし、心から楽しんでほしい! 


全ての意味を、今すぐに理解する必要はありません。

いつまでも忘れることのない、貴重な経験をして、長い人生の中で、いつかどこかで役立ててほしいと思っています。

 

 

以上、今回のプログラムに参加するための心構えです。 

 

 


参加ご希望の皆様へ

※プログラムの性質上、お子様の活動中の表情も含めて広くお伝えする為、活動の際の写真などを、差支えないと思われる範囲でホームページやSNS、印刷物に掲載・使用することがあります。 どうしても支障のある場合、特別に対応させていただくことになりますので、必ず参加申し込みの際に、事前にお知らせください。

その他の免責事項

渡航先での悪天候や自然災害・治安の悪化などが起きた場合、現地での状態を総合的に判断し、ツアーの中止や延期をすることも考えられます。 修学旅行などと異なり、あくまで参加者の方の自主的なご判断で参加していただくプライベートなツアーですので、全ての場合においてご返金が可能とは限りません。

現地での万が一の事故や病気の際も、基本的には現地スタッフの判断・対応に任せていただき、保障に関しては指定の旅行会社を通じ、各自でご加入の海外旅行保険の範囲内とさせていただきます。

 

参加者リーダーはプログラム催行に当たり、現地の事情を踏まえた安全対策を最優先としています。